インボイス制度の導入まで、残すところ1年ほどとなりました。
事務所でも、お客様に案内したり、所内で勉強会をしたり・・・と準備を進めておりますが、次々と疑問点が出てきたりして悪戦苦闘しています。
売上から経費を引いて計算する所得税や法人税の確定申告は経営者や経理担当者もよく分かっておられます。
一方、消費税の申告は税理士事務所でしあげる場合が多く、消費税の仕組み自体の理解が進んでいないことが、インボイス制度の理解が進まない原因になっている気がします。
また、消費税が10%に引き上げられた際には、軽減税率導入もあり消費者に直接影響が大きかったため話題になりましたが、
今回は消費税を納税する事業者側にとって大きな影響があり消費者にはあまり影響がないため、関心が薄くなっているのかもしれません。
果たして1年後の導入時、きちんと対応できるかどうか、税理士事務所の負担がとても大きくなるような気がして不安はありますが、
私たちにできることを日々考えながら、できることを1歩づつ進めていくほかありません。
日本税理士会連合会のサイトにも、わかりやすくまとまっています。
適格請求書等保存方式(インボイス制度) – 日本税理士会連合会 (nichizeiren.or.jp)
インボイス制度については、国税庁にインボイス特設サイトがあります。
インボイス特設サイトの中の例えば、制度自体を理解したい場合には、YouTubeの動画なども用意されています。
書類だけで見ると、専門用語が多くて挫折してしまいそうになる方にはおすすめです。
新しい制度ですので、すべての方が素人でわからなくて当然です。
税理士までご相談ください。